ジョージアでもデモ。
ジョージアでデモが起こった。
参考:https://www.afpbb.com/articles/-/3231459
ジョージアは1008年にできた国で、そこからながーい歴史があるんだけど、
ソビエト連邦から真っ先に独立したいと行動してたとても独立心の強い国で。
独立心が強いというか、香港で起こってるデモもそうだけど、ジョーアジアも香港も、
ロシアや中国のやり方には共感できないっていう意思をはっきり表明してるだけなんだけど。
国の問題が自分の問題っていう風にダイレクトに表現に繋がっているところを見ると、
妙に感動するというか、多分それは自分にはそれができない、日本ではそれができないっていうのがどこかであって。
今回ジョージアでデモが起こったのは、ロシア人の議員がジョージアの国会で、
議長席に座ってロシア語でスピーチしたことがきっかけだった。
その場にいなかったジョージアの議長が、その行為を最初から受け入れたこともあり、
国民はその議長に辞任を要求したデモだった。
しかもその国会議事堂とは、ジョージアがソビエト連邦から独立した記念に建てられた場所なだけに、
ジョージアにとっては魂のような場所でもあるのだ。
そのデモは数日に渡って行われ、国会議事堂周辺の街は人々で埋め尽くされた。
結果的に議長とかその議長に関わる議員たちは辞任した。
数日経った今も、一人の大臣を辞任させるためのデモが毎晩行われているようだ。
多くの国民たちはデモで、“Putin Khuylo”というプレートを掲げ、
その意味は”Putin is a dick”ってことらしいんだけど、もちろんプーチンはこの状況に大激怒。
7月の頭から、ロシアからジョージア行きの飛行機を全てキャンセルさせた。既に予約されている飛行機もだ。
おそらく貿易も全てストップする。
ジョージアの観光客の大幅を占めているのはロシア人。
それが一切なくなってしまうとなると、ジョージアにとっても困るのではないかと思うが、国民の声をきくかぎりでは、
「それは大きな問題ではなく、大事なのは、ジョージアがindependentでいること」なんだと。
この国民の思いを聞いてこちらも目頭が熱くなった。
たとえ国がなくなったり自分たちの命に関わることがあったとしても、
最後まで自分たちの正義を貫き生き抜く、っていう。
ジョージアにはジョージアで生まれ育ったり、後から住んでるロシア人もたくさんいる。
そういう人たちはどうなっちゃうの?って聞いたら、その人たちには、ジョージア人側から発するデモの影響は全くないようだ。
そこに住んでる人は住んでる人。ジョージアで生活する人の一部といいうことで、
彼らはこの問題には関係なく、今まで通り生活できる、そういうスタンスらしい。
ジョージア人はロシアからの交流を切り離されてもなんの問題もないと言っているが、
実際にロシアからの旅行者や貿易が多くを占めているのは想像に易い。
彼らは困ってるとは感じないのかもしれないけど、。
私たちができることといえば、今ジョージアに旅行に行くこと。
もしいつかジョージアに旅行に行こうと思うことがあったら、今がその時。
ジョージアの魅力はジョージア料理。ロシアやトルコ、アジアに囲まれてるから色んな文化が混ざり合って、
東ヨーロッパあたりに行く時のがっかり感とは打って変わって、ハマる美味しさ。笑
しかもワインの歴史も長く、ナチュラルワインという定義こそまだされてないけど、
クヴェヴリっていう壺で作ってるナチュラルなワインも美味しくて、
何より物価が安すぎるのでお金のことを全く気にせず楽しめるのがありがたい。
人はフレンドリーで楽観的だけど少し悲観的で、ロマンチシストな感じだから、ジョージアの音楽とか映画もなかなか面白くて。
自分もハマりすぎてもうトータル3ヶ月以上滞在してしまった。おすすめの時期は春と秋。
airbなども安いので、仕事をたんまり溜めて持って行って、1ヶ月以上長期滞在する場所に向いてる。
日本やそのほか多くのパスポートの人が、1年間ビザ無しで行けるのも魅力的。そんな国、ジョージアだけだから。