10年に一度のミュンスター彫刻プロジェクト 後編

10年に1度開催される国際芸術祭、ミュンスター彫刻プロジェクトに行って来ました。

前編はこちら

 

ミュンスターの中心部にあるLWL美術館に展示されているマイケルディーンの作品で”Tender Tender”?

一見ゴミのように見える作品。

 

 

ラテン系の女性二人組が、白いビニール袋をちぎって持って帰ろうとしたところ、係りの人に止められてました。

確かにちぎって持って帰りたくなる気持ちとか、踏んじゃってもいいのかなぁ?ってなる気持ちもわかります。笑

全部ゴミみたく見えるけど、作品なんですよね。

 

 

 

先ほど(前編にて)グレゴールシュナイダーの最後の部屋で遭遇したお兄さんをここで発見し、

この後ドイツのドッュセルドルフへ移動して、いくつかの美術館を見て周ったのですが、そこでもまた同じお兄さんに遭遇しました。

この時期にドイツにアート鑑賞しに来くると、みんな同じようなルートになるようです。

 

 

 

こちらはトルコ人女性アーティストAyşe Erkmensの作品で”On Water”

 

?

 

その名の通り、川に橋を作ったものです。

元々この川の底に沈んでいた貨物輸送用のコンテナで作られているようです。

一瞬歩くかどうか躊躇いましたが、歩かないわけには作品を見たことにならない気がしてやはり歩きました。

 

今回のDocumenta はかなりポリティカルな内容だったこともあって、

それにに比べるとミュンスターは一つ一つの作品の規模もでかいので、純粋に見て参加して楽しめる内容でした。

他にも大規模から小規模の彫刻・建築作品等が展示されています。

名前から想像するに彫刻の芸術祭なのかと思いましたが、ただただ大規模な芸術祭です。

10年後も絶対また来ます!

 

 

 

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