アイスランドの壮大な自然の中で

ヨーロッパに滞在している間に行きたいと思っていた近隣諸国へ、
近いし簡単に行けそうだけど、そんなに簡単に行けないのが現実です。

仕事でいろんな国に行く事は多い方かもしれませんが、旅行とは異なります。

それに、都会のような場所は一人でもある程度楽しめちゃいますが、壮大な自然となると、危険な面もあるので、
桃太郎じゃないけど仲間がいた方が安心だし協力し合えるのでスムーズに進みます。

何より良いことも悪いこともシェアできるので楽しさが増します。

一人でいる感じで、みんなと過ごせる空間。

 

この夏休みに、頭の片隅にあったアイスランドへ辿り着く事ができました。

 

 

友人が日本からコペンハーゲンに2週間くらい遊びにくるという事で、どこを案内しようかプランを考えていました。

コペンハーゲンは思ってた通り素敵な街で、まさに理想が形になっている場所で、
自分にとって住むにはかなり快適ですが、そうは言ってもかなり小さい街。

友達が2週間来てくれたところで毎日何かする事はなく、それがまた北欧のいいところなんですが、

なんかそれも悪いなぁという事で、ちょうどアイスランド出身の人に出会ったり、

また別のタイミングでお友達にアイスランド旅行に誘われてたのに行けなかったこともあって、アイスランドの案をふと思いつきました。

しかしアイスランドは2人で行くにはまだ物足りないイメージ。

誰か参加しないかなー、、って無謀ながらに、ぼんやりと考えた結果、

予定さえ空いていたら飛んでこれちゃいそうな人に、断られるのを前提に、連絡してみました。笑

なんていうか、誘いたいっていう気持ちを伝えたかった。

そしたらなんと、2人の友人が参加することに!

もうワクワク感をアイスランドに行くまでに消費しつくしてしまうくらい、
それをモチベーションに1ヶ月とても楽しい気持ちで過ごせました。

まず友人に会えるのも久しぶりだし、海外で会えるとなると、格段に貴重な時間となるのです。感無量。

 

アイスランドの空港で待ち合わせ。響だけでワクワクする。

がしかし出だしからプチトラブルで、一人の飛行機が予定通り飛ばず、深夜に到着することに。

とりあえず先に着いた三人でレイキャヴィックで時間をつぶすことに。

 

 

夜中12時に到着する友達を空港まで迎えにいき、感動の再会を果たした後、

空港から2時間の大自然の中にポツンとあるairbnb宅に向かう。

その道のりは多少想像はしていたものの、真っ暗で周辺には他の車もおらずかなり不安な道のり。

 

しかもみんな口を揃えて、家に到着する寸前くらいの道でUFO的なものを見たと言い張る。

次の日も同じ道を通ってみるが、やはりみんなあれはUFO的な何かだったと言い張る。

アイスランドではそのようなものの目撃情報も多いと、言い張る。

私は睡魔と戦っていたので、UFO的な何かを見過ごす。笑 

 

 

アイスランドでまず最初に衝撃だったのは物価の高さ。

北欧も充分物価は高いので慣れているつもりでしたが、それをはるかに超えていたので、こんな物価が存在するのか、と驚きました笑 

物価高いから気をつけてね!と言われてたのが、本当に本当に本当なんだなと。

幸いにして友人が料理人だったので、朝晩かなりナイスな料理を作ってくれて、

さらにコペンハーゲンからナチュールワインをたくさん運んでくれたおかげで、毎日贅沢な時間を過ごせました。

むしろそれが、日々の一大イベントだったような。

気の知れた仲のいい友人と、しかもアイスランドで毎日食卓を囲むって、これ以上に贅沢なことはないなぁって!

それだけでもうアイスランド見てまわらなくてもいいか〜って一瞬思っちゃいました。笑

 

生憎滞在中の70%は雨が降っていたため、8月とはいえ気温は10度前後なので、

雨の中歩き回るのは体力もかなり消耗され、風邪をひいてしまっては後で困るので、

悪天候のタイミングには無理に外に出ないようにしていました。

アイスランドに来てまでだらだらと友人と過ごすって、それもまた贅沢だなぁって。笑

しかしみんな旅根性があるので、そんな状況の中行きたいポイントはおさえます。

 

 

北欧の中でもさらに北の方に行くと、曇りや冬がとても神秘的。全てが肯定されるんです。

 

ここの海はBlack sand beach といってその名の通り黒い砂浜で、曇っているとまるで白黒の世界。

 

 

 

Vikというエリアです。

 

自然ってすごいなぁって、改めて痛感する心地のよさ。

 

作られたかのようなデザイン。やはり自然に勝るもの無しですね。

 

 

 

アイスランドはホットスプリングスが湧いてるスポットがたくさんあって、

レイキャビックにあるブルーンラグーンという施設はとても有名ですが、
アイスランドに行く前にみんなとの会議で、せっかく壮大な自然に行くのだから、

施設に行くのはやめよう!ツーリストになってはならぬ!(ツーリストなんですけどね笑)

という事になり、自然の中にあるホットスプリングスが湧いているスポットに行く事に。

 

下調べが甘かったため、到着してパーキングに車を駐車したところから、
1時間半ほど歩いた先にホットスプリングスがあることが判明。

しかしその日は唯一雨は降っておらず、見晴らす限り1時間半歩いた先に何があるか気になる雰囲気。

ここまで来たし、よし行くかー!ってことでズンズン進んで見ると、、、

 

 

本当に来てよかったなって。

やっぱ楽して素晴らしいものは得られないなって。人生と同じだな〜って!笑

人生の教訓を再確認しつつ、壮大な自然のもつエネルギーってすごいなぁって。

実際みんな歩くスピードが早かったからか、40分くらいで到着。

 

 

温度は場所によって差があります。ぬるめから結構熱いところもあって、好みの加減を選べます。

寒い中熱いお湯に入るって、日本人は慣れ親しんでるように、本当最高。

 

 

帰りは行きしなのように、1時間半もハイキングするのかーという先が見えない状況からは打って変わってみんな楽勝な様子。

写真撮ってもらう余裕がここにきてやっと出てくる。

 

 

しかも体のあちこちで不調だったところが、ホットスプリングスに入って以来スッキリよくなった!

やっぱ自然の力ってすごいな〜って再認識しながらみんな少し元気になっていました。

それ以降、少し大変な思いをして見に行く場所の方がやばい確率が高いかも!
ということで今回行ける可能な限り遠くの方まで足を伸ばしました。

 

Fjadrargljufur Canyon

 

その道中、コケがかなり育ったような草原が無限に広がるスポットが。もふもふ。

ちょっと気持ち悪くもある。どれだけの年月を経てこれができていったのかと思うと、。自然って本当怖いしすごい。

 

 

次回はアイスランドの北半分を攻めてみたい。

そしてオーロラも見れなかったからまた行く理由ができました。

 

 

アイスランドはレイキャビック出身のBjorkのデビュー曲。

music videoの中にもアイスランドの様子が写っています。

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