デンマーク第二の都市オーフスにあるARoS Museumで第一回目トリエンナーレ開催
ベルリンからコペンハーゲンに遊びに来てくれた友達と、アート鑑賞ツアー。
デンマークのヘアニングという街で行われているだいぶコアなビエンナーレに行った後、
第二の都市オーフスにある、北欧の中でも大規模な美術館、ARoSに行くことに。
ARoSに到着すると、第一回目ARoSトリエンナーレが開催されていました。予想してなかったのでテンション上がりました。
北欧はハイシーズンが5月から8月と短いので、その季節に面白いイベントやエキシビションは凝縮されてるみたいです。
虹色の円がARoS美術館の目印です。
色によっての心境の変化を楽しめます。
こちらはELMGREEN & DRAGSETというアーティストデュオの作品で ” Too Late” 朝方のクラブを再現しています。
ジェームスタレルの作品、いつ見ても感動します。
こういうのあると遊んじゃいます。
Meg Webster の ”Solar Grow Room “?
結構リアル
美術館の外にも、トリエンナーレによる作品が点在しています。
海沿いを歩いて行くと、ミシュランくんみたいなのが。
下はBarになっていました。
なかなかの広範囲に作品は点在されていて全部見て回るのは大変でしが、
この日は天気がよかったのでだいぶ気持ち良い散歩になりました。
こちらは ポーランド人のAlicja Kwade の作品。
これも面白くて、どの角度から見ても、鏡に写っている絵と風景が均等になるというもの。
わかりますか?
?Anssi Pulkkinen & Taneli Rautiainen の作品。
水が流れ続けてます。
ここでは定期的にフードイベントが行われてるそうです。
海沿いを歩いて行くと今度は左手に海を見ながら丘の上に上がっていき、森の中へ。
そこにもいくつか作品が点在しています。ここもまた素敵なロケーションでした。
トリエンナーレが開催されてなかったらなかなか気づかないし、オーフスに来てもここまで足を運ばなかったと思います。
きのこ!!美味しそう笑
山道もだいぶ奥の方まで来たところでヘトヘトになりながら街に戻ろうとしてバス停にたどり着いたら、まさかの1時間に一本、、、。
デンマークだし安全だからヒッチハイクでもしてみるか〜、と半分冗談のノリで路上まで行って親指を立てていたら、まさか3台目の車が止まってくれました。
とても親切な中東の方でした。本当にありがたい気持ちで満たされました。涙
海沿いとは反対側の、工場地帯のエリアにもいくつか作品が展示されています。
工場地帯ってなんかワクワクする。
こんな所にあるのかなぁ、、、?という道を歩いて行くと、トリエンナーレの看板が。
中に入って見ると、
Doug Aitken (ダグエイトキン)というアメリカ人の作品。
こちらも面白くて、予約制で曜日と時間が決まっていて、
この白い部屋の中に入って全てを崩壊してめちゃくちゃにしていいというもの。
怪我しないための帽子やメガネ、バッドもおいてありました。
個数から見て2人ずつやるみたいです。確かに大人数でこの箱の中に入って大暴れしたら危ないか。
この中に入って壊す経験より、だれかがこの中で大暴れしてる様子を見るのが面白そう!
係りの人に聞くところによると、セッティングした家具や食器など、壊されたものは全部捨てるそうです。。
裏に新しいものがたくさんおいてあって毎回セッティングし直すそうです。
面白いけど、どうなんでしょうね?^^;
ARoSトリエンナーレ、かなり充実した内容でした。
規模もしっかりしているけど大きすぎず、作品一つ一つの濃さが際立ち、オーフスの街をうまく活かした芸術祭でした。
次回開催時にもヨーロッパにいたら必ず寄りたい芸術祭です。